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2012年10月 9日 (火)

ズラにまで馬鹿にされる危機管理の無い「東京電力」

東京電力は先週5日(2012年)、福島第1原発の事故直後の本店とのやり取りの一部、6時間分を公表したが、詳細に見ると、事故を全く想定せず、マニュアルすらなかった東電の実態が明らかで、福島の住民からは「ずぶの素人のやり方だ」という声も出ている。

危機感ない本店「バッテリー買い出しに行きます」「だれかへりで現金輸送しろ」

   公表されたのは、事故発生直後の3月12日から15日までのうち、編集された約6時間分だ。8月に公開した90分の追加である。ここで明らかなのは、政府の指示に振り回され、行き当たりばったりに指示を出す本店と現場との緊張感の差だ。

こんな事が!

   本店と福島第1の吉田昌郎所長とのやり取り。「おい吉田」「はい」「ドライウエルベント(排気)できるならすぐやれ、早く」「そんなきれいごといったって、できないものはできないんだよ」

   12日には菅首相(当時)が原発に乗込んでハッパをかけた。これが緊急事態できりきり舞いの現地をさらに混乱させ、対応を遅らせたと批判をあびた。これについて、本店は「民主党政権は若い人が大臣になって、優秀な人たちだとは思うが…、『イラ菅』という言葉があるけど、よく怒るんだよね」と愚痴をこぼしている。

   現地と本店の温度差。本店が「おそくまでお疲れさまでした」と呑気に声を掛ける。吉田所長は「避難区域が20キロ圏内なので、みなどっちみち帰れないんですよ。寝ているか起きてるかの違いだけで…」と憮然として言い返す。

   2号機、3号機の電源確保で車のバッテリーを利用することになったが、原発資材班は「これからパッテリーを買い出しに行きます。現金をお持ちの方は貸していただけないでしょうか。よろしくお願いします」は呼びかけ、本店は「ヘリで飛ぶ人はいるのかな? 役割は現金(輸送)」と答える。周囲は壊滅状態でバッテリーの買い出しなど不可能だという認識はなく、ヘリを飛ばすなら現金輸送ではなくバッテリー空輸だということも気が付かない。

現場の「海水注入やります」に「原子炉が腐っちゃう。なるべく真水で」と本店

   吉田「2号機の海水注入ラインはまだ生きていない。これを生かすにはかなりの勇気が必要だけど、ここはもうジジイの決死隊で行こうかと相談している」

   本店スタッフ「自衛隊に頼んでさ、火器バネルでぶっ飛ばしてもらえば?海側から」

   本店幹部「それ考えたんだけど、下に大事なものがいっぱいあるんだよ」

   本店スタッフ「どのみち吹っ飛ぶぜ」

   本店幹部「いや、下は吹き飛ばない」

   命をかけようという現場とサジを投げたような本店。

   吉田所長は海水注入を準備していた。

   吉田「海水からやりますよ」

   本店「海水だと(原子炉の)材料が腐っちゃう。もったいないので、なるべく粘って真水を待つ選択肢も」

   吉田「いまから真水はないです。時間が遅れる。真水ならあとで使えるということでしょ」

   本店「そういうことです」

   菅首相が「計画停電」を了承したとき、最初の3月14日の停電は実施されなかった。その舞台裏では…

   本店「官房長官と福山官房副長官と蓮舫需給対策大臣かな、その3人からですね、人工呼吸器、人工心肺、これを家庭で使っている人をお前は殺すことになる、それを承知で実施するなら、殺人罪に問うぞといわれました。だから午前中はやらない」「記者会見なんかやったら大変なことになる」

   さらに14日の3号機の爆発で混乱は広がったが、2号機はさらに危機的な状態だったが、1号機の爆発で建屋が壊れ、水素が逃げたために助かった。それを聞いて安堵する声。まったく僥倖だったのだ。

   司会の小倉智昭「そのとき何があったのかが、やり取りをくっつけるとよくわかる」

   田中大貴アナ「6時間の映像を見ると、本店は官邸の要求を現地に丸投げ。本店が責任をとるという場面はなかった」

   竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集主幹)「当事者能力を失っている。原子炉の損害を心配して海水注入をためらうというのは、優先順位を間違えている。人災なんだなと思う。これでは再稼働を簡単に判断してはいけない」

   キャスターの菊川怜「天秤にかけてはいけないものを」

   竹田「お金を優先してた」

   3月16日以降の650時間分も公表する段取りだが、どう要約されるか。肝心な所を隠すことだってできる。 事故が起こって1年半経ってこれである。世界が信用するはずがあるまい。

J-CASTより引用

これほどまで「原子力」扱っておいて危機管理の無さに本当にあきれる「東京電力」、これじゃあ「殺人電力」と言われても当たり前だよ。

ここまで東京電力は危機管理能力ゼロとあきれる、民間企業だからしょうがないと言う意見もあるが原子力と言う代物は「軍隊」のような危機管理能力が完璧でないと扱えない代物である、それを「東京電力」みたいな馬鹿に扱わしていた事自体危険である。

まさに馬鹿だな東京電力。

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